【Minecraft 1.12.2】レシピの追加【Mod制作】
どうも、minBです。
今回はレシピの追加をしていきます。
その他の記事はこちら
環境
Minecraft: 1.12.2
IntelliJ IDEA: 2018.2.5
Minecraft Forge: 1.12.2-14.23.5.2768
レシピの追加では、プログラムを書く必要がありません。
json形式のファイルを追加するだけです。
まずはjsonファイルを保存するファイルを作成します。
resources/asset/<modid>の中に、recipesファイルを作ってください。
このrecipesファイルの中にjsonファイルを保存していきます。
レシピには、定型レシピと不定形レシピの2つがあります。
まずは定型レシピを作ってみたいと思います。
recipesファイルの中にsample_recipe1.jsonファイルを作り、中身を書きます。
下の画像のように記述してください。
順に解説していきます。
2行目、"type"の行で、定型レシピか不定形レシピかを指定しています。
定型レシピなら、"minecraft:crafting_shaped"、
不定形レシピなら、"minecraft:crafting_shapeless"
を記述します。
その後、"pattern"でレシピの形を決め、"key"で素材アイテムを設定、
"result"で作成アイテムを設定します。
"pattern"でのレシピの形は任意の文字を用いて指定します。
ここで用いられた文字に、次の"key"で、任意のアイテムを紐づけし、レシピを作るわけです。
"key"では、
任意の文字:{
"item":素材アイテム名,
"data":メタ値
}
のように記述します。
上の画像では、横一列に並べられたXに、土を紐づけしています。
"result"でのアイテム指定は"key"とほとんど同じです。
"result":{
"item":作成アイテム名,
"data":メタ値,
"count":作成される個数
}
このように記述します。
今回は、ダイヤモンドが2つ作られるように指定しました。
ちなみに、メタ値って何?って方は後日、記事を書く予定なので少々お待ちください。
それでは、実行してみましょう。
土を3つ横に並べるとダイヤモンドが2つ作成されるはずです。
次は、素材アイテムを2種類使ったレシピを追加してみましょう。
ファイル名はsample_recipe2にしました。
"pettern"のレシピの形を"XXX"から"XYX"に変更しました。
そして、"key"では「,」(カンマ)で区切りで、Yのアイテムとして石を指定しています。
無事、2種類のアイテムを使ったレシピを登録することができました。
また、先ほど作った2つのレシピは横1行のレシピでしたが、縦に素材アイテムを並べたレシピを使いしたい場合もあるわけです。
そのときは
このように各段で「,」(カンマ)で区切って記述します。
ツルハシの棒の部分など、縦軸または横軸でアイテムの位置を固定したいときには、空白にしたい箇所に半角スペースを入れます
こんな感じです。見づらいですが、Yの左右に半角スペースが入っています。
ちゃんと追加できてますね。
次は不定形レシピを追加していきます。
不定形レシピとは、バニラのキノコシチューなど、どの場所に素材アイテムを置いても大丈夫なレシピのことです。
ファイル名はsample_recipe3.jsonです。
不定形レシピではレシピの形を指定する必要がないので、素材アイテムと作成アイテムのみ指定するだけです。
素材アイテムは"ingredients"に記述します。複数アイテムを素材にする場合はこれまで同様カンマ区切りです。
無事追加できました。
レシピの追加については以上です。
ありがとうございました。
次回はブロックの追加をしてみようと思います。